カーミングシグナルをキャッチして愛犬の健康を守る
カーミングシグナル、とは犬のボディランゲージのようなものです。ストレスや不安を回避したり緩和したりすることが目的と考えられています。
ヒーリングCDもストレスや不安の解消に良いようです。
犬のストレスの緩和に、ヒーリングサウンド
人間用のヒーリングサウンドはごく一般的です。最近では「音楽育ち」の農作物や養殖の魚などもあるそうですね。聞かせる音楽は様々だそうです。
クラッシックが定番のようですが、中には演歌やロックが良い!と言うこともあるそうですよ。
犬用のヒーリングCDも、クラッシックをベースに日常の音を小さく入れたものがあるそうです。留守番などで一人ぽっちではないと感じさせるようですね。
メディカルヒーリングサウンド
ストレスや不安を感じているとき、一番安心できるのは何の音だと思いますか?それは心臓の鼓動なんです。お母さんのおなかの中にいる時に聞いていた、2つの鼓動。
「メディカルヒーリングサウンド」はあなたの愛犬の脈拍から特許取得のシステムでリズム、メロディーラインをつくった、世界でたった一つのオリジナルサウンドです。
どんな音か試してみたい方に、犬種別のお試し版も用意されています。
ヒーリングサウンドは「聞く健康」
自分の脈拍から制作したサウンドを聴くことでかなり高い確率で脳からリラックスしたときにでる、α波が出ることがわかりました。
ストレスから脱毛になったり、留守番がうまくできない、夜鳴きをする等でカーミングシグナルを発している犬の不安やストレスを癒す効果が期待できます。
ストレスがたまると、免疫力がさがり病気になりやすい傾向もあるそうです。メディカルヒーリングサウンドは「聞く健康」と言えるでしょう。
カーミングシグナルは犬の「ボディランゲージ」のようなものです。オオカミの生態を学んでいた、ノルウェーのトゥーリッド・ルーガス女史が発見し著書にまとめています。
英語のCalm(カーム:鎮める、落ち着くの意)とSignal(シグナル)の複合語とされています。
犬がストレス状態にあることを声や動作でシグナルとして発するのはそのストレスの原因である緊張や不安をを回避したり、緩和したりすることが目的と言われています。
カーミングシグナルを知ることで、犬のサインを理解しストレスや不安を取り除くことで、また犬との相互理解が深まってより強いきずなが生まれるのではないでしょうか。
カーミングシグナル:犬のストレス反応
普段あまり気にしていない犬のしぐさ、カーミングシグナルが出ているかもしれません。主なシグナルを挙げてみました。
- 犬や人間の間を咲くように横切る
- カチカチと歯を鳴らす
- そっぽを向いたり、目をそらしたりする
- 鼻を上にむける
- 前足をあげる
- 不意にどこかに行く
- 立ち止まる
- ゆっくり歩きになる
- カーブしながら歩く
- 身体を低くする
- 行動をすりかえる
- はしゃぐ
- 口をパクパクする
- 相手の体の横につく
- 地面のにおいをかぐ
- 背中を向ける
- あくび
- おすわり
- オシッコ
- ブルブル
- 伏せ
- 尻尾を振る
- 鼻や口の周りをなめる
それぞれ意味のある行動ですが、それは別の機会に詳しくまとめます
中には、「それって、普通にすることでは?」と言うものもあると思います。カーミングシグナルなのかどうかは普段の様子を良く観察していると微妙な違いが判るのではないでしょうか。
犬がストレス状態にあるとき取る反応は大きく4つに分けることが出来るそうです。英語の頭文字をとり、4Fと言うそうです。
Fight | 怒り、攻撃 | 吠える、唸る、かみつくなど |
Frighten | おびえる | 尻尾を後ろ足にはさむ、姿勢を低くする、狭いところに隠れるなど |
Freeze | 固まる | 緊張して動かない、動きが急に止まるなど |
Fooling around | おどける | 掘るようなしぐさをする、自分の尻尾を追いかけてくるくる回る、周囲を駆け回る等 |